千葉大学 工学部
専門はプラスチック(高分子)です。プラスチックを作って、その特性を評価したり分解したりしています。今取り組んでいる研究では、使用後のプラスチックを植物肥料に変換するリサイクルシステムの実現を目指しています。
使用後の廃棄プラスチックを肥料として有効活用できれば効率的に資源循環できますし、廃棄プラスチックから合成した肥料は世界規模の人口増加に伴う食糧危機にも貢献できます。
「プラスチックからパンを作る」。未来少年コナンに出てくるような夢の技術開発を目指しています。
最近関心を持っているテーマ: プラスチック問題、農業
研究 / 人生におけるモットー: 為せば成る
趣味 / 休日の過ごし方など: 漫画を含む読書(最近はもっぱら課長島耕作)
千葉大学 園芸学部 / 災害治療学研究所
人の活動と自然環境とのより良い関係性をいかに創造・構築するかをテーマに研究しています。
具体的には、都市空間における自然環境や緑のあり方、開発と自然環境の保全、自然災害と土地利用のあり方など。
いずれも人の活動と自然環境との接点をどのようにデザインするかをテーマに、ランドスケープという観点から取り組んでいます。
最近関心を持っているテーマ: ランドスケープ分野の中でも最も古い歴史を持つフランスのランドスケープの歴史的展開。ランドスケープに関する技術が時代の変化に応じてどのように変化してきたのか。
また、空間計画分野におけるジェンダー問題についても関心を持っています。
研究 / 人生におけるモットー: 人生に無駄なことは何もない。
趣味 / 休日の過ごし方など: ジャズピアノ(あまりできていないので半分願望。これから頑張ります!)
千葉大学 医学部
千葉大学医学部附属病院の耳鼻咽喉・頭頸部外科で日々の診療を行いながら、耳鼻咽喉科の疾患を免疫の力を使って治療ができないか、研究を行っています。
主には耳鼻科のアレルギー疾患であるアレルギー性鼻炎、花粉症や好酸球性副鼻腔炎に関して病態の研究や、がんに対しての免疫療法の開発に携わっています。
最近関心を持っているテーマ: デジタルデバイスを使用した研究手法、免疫細胞はがんを倒せるのか
研究 / 人生におけるモットー: まずはやってみる。人間万事塞翁が馬
趣味 / 休日の過ごし方など: 音楽を聴くこと ゲーム
千葉大学 国際高等研究基幹 / ハドロン宇宙国際研究センター
宇宙では人類が作り出せないほどの高いエネルギーが作り出されていますが、その仕組みは謎に包まれています。
そのような高エネルギー現象がどこでどのように起きているのか様々な観測を通して解明していきます。
特に私は宇宙を飛び交う高エネルギーの素粒子ニュートリノの観測から見えてくる宇宙での高エネルギー現象についての研究を行っています。
最近関心を持っているテーマ: 次世代ニュートリノ検出器の開発
研究 / 人生におけるモットー: 人が反対していても、自分の好奇心に従うこと。それで後悔することはない。
趣味 / 休日の過ごし方など: 読書と音楽
千葉大学 教育学部
地球生命科学を専門とし、「顕生代を通じた地球環境と生物の変遷、及びそれらの相互作用」というテーマで研究。地質学・古生物学的なアプローチを主体としているが、地層や化石は過去の環境変動や生命活動の結果として形成されたものであるため、千葉大学着任後は地層や化石だけでなく現行の堆積過程や現生生物に注目した自然地理学・生物学的な研究を開始した。
最近関心を持っているテーマ:地層や化石に保存され得る情報の特性、堆積物や生物に記録され得る情報の不均質性など
研究 / 人生におけるモットー: 研究について…興味を持ったらとりあえずやってみよう。自分のオリジナリティを常に意識する。人生について…「何とかなるだろう」という無根拠な感覚。目の前のことを大事に。
趣味 / 休日の過ごし方など:野球、相撲、クルマ(好きなだけ、ですが…)。休日は家族と過ごすのが一番の幸せです。
千葉大学 医学部 / 災害治療学研究所
1984年千葉大学医学部卒業。千葉大学神経精神科に入局後、1986年国立精神・神経センター研究員、1988年米国NIH客員研究員。帰国後は国立精神・神経センター精神保健研究所薬物依存研究室室長や浜松医科大学精神神経医学助教授を経て、2000年より千葉大学に着任。
専門は、精神薬理学、認知行動療法、地域精神医療体制の構築、災害及び精神科救急医学、スポーツ精神医学、司法精神医学。
最近では特に「統合失調症、特に治療抵抗性統合失調症に関する病態解明や治療法確立」に関する研究を展開している。
千葉大学 医学部
1995年に発生した地下鉄サリン事件において、被害者からのサリンの代謝産物検出を担当して以来、脂質酸化物や薬毒物の分析に興味を持ち、それらに関する研究を行ってきた。
また、日本の法医学領域にCTを用いた死後画像診断を初めて導入するなど、死因究明制度や死後画像検査に関する研究を行ってきた。
最近関心を持っているテーマ: 死因究明から得られた情報を活用し同種の事故、自殺、虐待等を予防することができないか(チャイルドデスレビューなど)。死後画像検査、解剖、薬物検査等の諸検査を適切に活用しつつ、正確に死因を判定する体制や制度を確立すること。
研究 / 人生におけるモットー: 正しく、楽しく、仲良く。答えは0か1だけでなく、1/2や√2など様々がありうる。 stay hungry, stay foolish. Justice for all.
趣味 / 休日の過ごし方など: 毎日の散歩と睡眠、野球観戦