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千葉大学 大学院医学研究院
1995年に発生した地下鉄サリン事件において、被害者からのサリンの代謝産物検出を担当して以来、脂質酸化物や薬毒物の分析に興味を持ち、それらに関する研究を行ってきた。
また、日本の法医学領域にCTを用いた死後画像診断を初めて導入するなど、死因究明制度や死後画像検査に関する研究を行ってきた。
最近関心を持っているテーマ: 死因究明から得られた情報を活用し同種の事故、自殺、虐待等を予防することができないか(チャイルドデスレビューなど)。死後画像検査、解剖、薬物検査等の諸検査を適切に活用しつつ、正確に死因を判定する体制や制度を確立すること。
研究 / 人生におけるモットー: 正しく、楽しく、仲良く。答えは0か1だけでなく、1/2や√2など様々がありうる。 stay hungry, stay foolish. Justice for all.
趣味 / 休日の過ごし方など: 毎日の散歩と睡眠、野球観戦
千葉大学医学部附属病院
アレルギー疾患・自己免疫疾患は、いまだに原因不明で治すことができません。様々な方向からアプローチして、これらの疾患を”治す”ことのできる未来を目指しています。具体的には(1) 生体内でのTh2細胞分化誘導・維持機構、(2) 自己抗体の役割、(3) 自己免疫疾患の組織特異的な免疫応答、の解明をテーマとしています。
最近関心を持っているテーマ:
1. アレルギーの自然寛解するメカニズム
2. 自己免疫疾患における自己抗体の役割
3. プラセボの作用機序
研究 / 人生におけるモットー:
"Progress is impossible without change, and those who cannot change their minds cannot change anything." ―George Bernard Shaw
趣味 / 休日の過ごし方など:
食べること、料理、音楽、読書、家族/犬と遊ぶこと
千葉大学 大学院医学研究院
免疫細胞は全身に存在しており、それぞれの臓器において異なった役割を担っています。私は特に粘膜組織の免疫機構に興味を持っており、その特殊性や疾患との関わりについて研究を行っています。この研究を通じ、慢性炎症性疾患の病態解明や安全なワクチン開発を行うことで、社会貢献を目指しています。
最近関心を持っているテーマ:
・粘膜免疫機構の理解を元にした新規ワクチン開発
・透明化技術による臓器の3次元イメージ構築
千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート
デザインとは「人間の生活をより豊かなものへとする科学と実践」です。私は、人びとの生活とは何かを「学び」、その生活をより豊かにする調査・研究と提案・実践を行います。それが「地域資源の再確認・再認識に基づく生活づくりデザイン」です。また、その延長線上に「墨田サテライトキャンパスを軸としたdriの活動の推進」を行っています。
最近関心を持っているテーマ: 多様な環境・文化との共生の生活デザイン / 共創のデザイン
研究 / 人生におけるモットー: 野に出て生活を学ぶ、みんなで生活をつくる。
趣味 / 休日の過ごし方など: 多様な文化に触れる。JAZZを聞く。映画を観る(最近は少ないですが・・・)。 睡眠を取る。論文を読む。計画を立てる。
千葉大学 大学院薬学研究院
製剤研究は、薬を飲みやすく、体内で効果的に働くように工夫する分野です。薬物の安定性、吸収性を最適化し、有効成分の効果を最大限に引き出すための技術や方法を探求します。薬物送達技術や製剤の品質評価技術の開発を通じて効果的な医薬品製剤開発基盤の確立を目指しています。
最近関心を持っているテーマ: 薬物の“溶解”現象の理解、ナノ粒子製剤の形成機構
研究 / 人生におけるモットー: 継続は力なり
千葉大学 大学院薬学研究院
放射性薬品とは放射性核種を含む薬剤のことであり、組織透過性の高い放射線を出す放射性核種であれば診断に、細胞傷害性のある放射線を出す放射性核種であれば治療に用いることができます。これらの放射性核種を適切に標的とする組織に送達する技術の研究から、放射性薬品の開発を目指しています。
最近関心を持っているテーマ:
・診断と治療を一体化できる放射性医薬品の開発
・放射性金属錯体を用いた薬剤の開発
・α線の効率的な検出
研究 / 人生におけるモットー: とりあえずやってみる
趣味 / 休日の過ごし方など: ボウリング
予防医学センター
質量分析計を用いた環境化学物質の網羅分析およびメタボローム分析に基づく化学物質曝露の健康影響
環境中に存在する多様な化学物質がどのような生体内のメカニズムを経てヒトの健康に影響を及ぼすのかを明らかにしたいと考えています。
最近関心を持っているテーマ: 多様な化学物質の複合的な曝露影響を解析するための手法について
研究 / 人生におけるモットー: 手を動かす、一旦やってみる
趣味 / 休日の過ごし方など: 子育て、Rプログラミング、音楽鑑賞、Armored Core VI: Fires of Rubicon
千葉大学 大学院医学研究院
1818年に英国の産婦人医師Blundelが始めた輸血医療以来、輸血治療コンセプトは200年間、変わっていません。そのコンセプトを変えることが自身のライフワークであり、有効期限4日の血小板製剤を体外製造するための基礎及び開発研究を行っています。
最近関心を持っているテーマ: 血小板産生以外の巨核球の役割(免疫機能、他細胞の発生・分化・維持のための機能)と細胞老化との関係
研究 / 人生におけるモットー: (1)妄想と革新性は紙一重 (2)結局、本物しか残らない
趣味 / 休日の過ごし方など: 筋トレ(日曜日午前)→日曜日午後にチェロの練習(Bachの無伴奏組曲6編42曲を定年までに暗譜演奏することが目標)