千葉大学 理学部
固体表面を利用して有用な触媒作用を見つけて、さらにそれがどのように起きているのかを最新の分析法を用いて調べる研究を行っています。化学反応は細かな一つ一つの素過程から成り立っており、表面での触媒作用の反応経路が解明できたら、持続可能社会に寄与できる触媒へと開発をさらに進めます。
最近関心を持っているテーマ: CO2の光燃料化、CO2の光資源化
研究 / 人生におけるモットー: あきらめずに、最後までしっかりやる。もしうまく行っているときでも、コツコツと抜け目なく進める。
趣味 / 休日の過ごし方など: ジョギング、音楽
千葉大学 環境リモートセンシング研究センター
地球温暖化などの気候変動に伴って、地球上の陸域表層(主に植生)のどこでどの程度の環境変動が起こっているか、またCO2などの温室効果ガスをどの程度吸収・排出しているかを、人工衛星からの地球観測データやコンピュータシミュレーションによって解明する研究をしています。
最近関心を持っているテーマ:
・静止気象衛星ひまわりなど、これまで気象観測を主目的として利用されてきた世界の静止気象衛星の観測網を応用して、陸面の変動を10分に1回などの高頻度で観測すること。(世界の静止気象衛星を国際ネットワーク化して、陸域モニタリングを推進したい)
・様々な地球観測データがビッグデータとして得られるなかで、人工知能などの技術を用いて、とてつもない大きな情報から地球表層の環境変動を抽出し、どこでどの程度の植生環境が変化しているかを検出し、気候変動対策に役立てることができるようにする。
・同様に、様々な地球観測データを数値モデルの向上に役立て、将来予測の精度を上げる
研究 / 人生におけるモットー: 「まずはやってみよう」
趣味 / 休日の過ごし方など: 体を動かすことが好きで、インラインスケート(タイヤが縦に4個ついており、サイクリングロードなどのきれいな路面をスケートのような感覚で滑ることができます)で、河川敷を20kmなど滑ったりします。近いうちに東京の都心で滑ってみたいと思っています。また、家では、文鳥を飼っておりまして、そのかわいらしさに癒されています。
千葉大学 医学部 / 災害治療学研究所
1984年千葉大学医学部卒業。千葉大学神経精神科に入局後、1986年国立精神・神経センター研究員、1988年米国NIH客員研究員。帰国後は国立精神・神経センター精神保健研究所薬物依存研究室室長や浜松医科大学精神神経医学助教授を経て、2000年より千葉大学に着任。
専門は、精神薬理学、認知行動療法、地域精神医療体制の構築、災害及び精神科救急医学、スポーツ精神医学、司法精神医学。
最近では特に「統合失調症、特に治療抵抗性統合失調症に関する病態解明や治療法確立」に関する研究を展開している。
千葉大学 医学部
1995年に発生した地下鉄サリン事件において、被害者からのサリンの代謝産物検出を担当して以来、脂質酸化物や薬毒物の分析に興味を持ち、それらに関する研究を行ってきた。
また、日本の法医学領域にCTを用いた死後画像診断を初めて導入するなど、死因究明制度や死後画像検査に関する研究を行ってきた。
最近関心を持っているテーマ: 死因究明から得られた情報を活用し同種の事故、自殺、虐待等を予防することができないか(チャイルドデスレビューなど)。死後画像検査、解剖、薬物検査等の諸検査を適切に活用しつつ、正確に死因を判定する体制や制度を確立すること。
研究 / 人生におけるモットー: 正しく、楽しく、仲良く。答えは0か1だけでなく、1/2や√2など様々がありうる。 stay hungry, stay foolish. Justice for all.
趣味 / 休日の過ごし方など: 毎日の散歩と睡眠、野球観戦
千葉大学 先進科学センター
宇宙論と宇宙の構造形成。宇宙の成り立ちと進化を天文観測データと物理学を駆使して解明することを目標としています。
特に宇宙のエネルギー密度の大部分を占める未知の成分、ダークマターとダークエネルギーを解明すべく、重力レンズ現象を中心とした多角的な研究をおこなっています。
最近関心を持っているテーマ: ダークマター、重力波、初代天体
研究/人生におけるモットー: 素朴な疑問を大事にする
趣味/休日の過ごし方など: 囲碁