【共同リリース】任意のmRNAを簡便に搭載可能な凍結乾燥脂質ナノ粒子製剤の開発

2023.02.02

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東北大学大学院薬学研究科の秋田英万教授、千葉大学大学院薬学研究院の田中浩揮助教を中心とする研究グループは、LNPを凍結乾燥させた固形製剤に任意のIVT-mRNAを加えて短時間加熱するだけでmRNA-LNPが調製できる技術を確立しました。中空のLNPとIVT-mRNAを混合した状態で熱のエネルギーを加えると、カプセルの構造が変化してIVT-mRNAが自発的に内封されます。この方法で作成されたmRNA-LNPは従来の技術で作成されたmRNA-LNPと同等の構造を有し、血液中に投与した場合においても同等の活性を発揮します。

本製剤を利用すれば、誰でも簡単にmRNA-LNPを調製できることから、mRNA創薬を劇的に加速できると期待されます。

本成果は2023年1月31日(現地時間)に ACS Nano 誌電子版に掲載されました。

【発表のポイント】

  • 任意のメッセンジャーRNA(mRNA)の水溶液を凍結乾燥体に加えることで、脂質ナノ粒子製剤の調製が可能な技術を開発した。
  • 様々な機器やノウハウを必要とする従来法に比べ、温度制御機器があれば使用可能であるため、誰でも簡単にmRNAの治療コンセプトを検証できる。
  • 様々なタンパク質をコードしたmRNAだけでなく比較的低分子量の核酸も搭載でき、両者を同時に導入する必要がある遺伝子編集にも応用できる。

プレスリリース本文は こちら

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