千葉大学真菌医学研究センター

西城忍准教授

身体が病原体を認識し、排除する仕組みについて研究しています。免疫機構は、病原体の侵入を感知すると免疫細胞を感染部位に動員し、排除することで身体を守ります。また、排除後には炎症を収束させる機能も備えています。私の研究の目的は、こうした恒常性維持の仕組みを包括的に明らかにすることです。

最近関心を持っているテーマ:
常在真菌が哺乳類の恒常性維持に果たす役割とそのメカニズムに興味があります。
研究 / 人生におけるモットー: 謙虚・誠実
趣味 / 休日の過ごし方など: ジムでトレーニングをしています

名前: 西城忍 / サイジョウシノブ研究者情報

部署: 千葉大学真菌医学研究センター

職名: 准教授

キーワード: サイトカイン、真菌感染、感染免疫、C型レクチン、感染防御、自然免疫、遺伝子改変動物、ノックアウトマウス

関連ウェブサイト: 千葉大学真菌医学研究センター

所属学会情報

日本免疫学会
日本リウマチ学会
日本実験動物学会
日本サイトカイン学会
International Society for Interferon and Cytokine Research

報道出演関連 ・掲載一覧 ／その他

【メディア出演など】
＜新聞＞

2021年4月9日科学新聞『ＴＡＲＭ１が関節リウマチ発症に関与　理科大などマウスで解明』
2015年8月27日薬事日報『【東京理科大グループら】低分子βグルカン、炎症性腸疾患を予防‐食物アレルギーにも有効示唆』
2014年9月7日千葉日報『免疫高める受容体発見　結核菌を認識し反応　千葉大などのグループ』
2010年6月11日科学新聞『真菌の感染防御機構解明』

＜web記事＞

2021年3月23日 QLifePro 医療ニュース『TARM1が関節リウマチ治療に対する新たな治療標的となる可能性－東京理科大ほか』

＜プレスリリース＞

【受賞歴】

2022年最優秀論文賞日本実験動物学会
2014年最優秀論文賞日本実験動物学会
2010年 JSICR奨励賞日本サイトカイン学会
2010年三浦記念リウマチ学術研究賞日本リウマチ財団

【委員歴】

2010年 – 現在日本免疫学会評議員
2022年 – 現在日本サイトカイン学会運営委員
2010 – 2014年　日本インターフェロン・サイトカイン学会幹事

【書籍】

Rikio Yabe, Shinobu Saijo. Chapter 1: Dectin-2 in antimicrobial immunity and homeostasis. In Sho Yamasaki Ed. C-type lectin receptors in Immunity. Springer 2016
Saijo S. Chapter 26: Roles of C-type lectin receptors in inflammatory responses. in Masayuki Miyasaka, Kiyoshi Takatsu Eds. Chronic inflammation: Mechanisms and Regulation. Springer 2016
西城忍著「第4節第2項　C型レクチン」岩倉洋一郎編集「免疫疾患―疾患モデルの作成と利用」 LIC 2011年
西城忍著「11章βグルカン受容体と自然免疫」大野尚仁監修『グルカンの基礎と応用―感染,抗がん,ならびに機能性食品へのβグルカンの関与―』シーエムシー出版 2010

西城 忍 准教授

西城忍准教授