千葉大学 大学院医学研究院
小児がんではDNAの傷が少ないにも関わらず、特定の要因ががんを引き起こすことがわかっています。その要因の一つが「転写制御の異常」であり、その背景には「エピゲノムの異常」の関与が示唆されています。私は小児白血病モデルを中心に細胞増殖を司るエピゲノム関連因子の機能解析を通じて、新たな創薬標的の創出を目指しています。
最近関心を持っているテーマ:
転写の始まりはトラック競技に例えると、「位置について:Ready」「よーい:Set」「ドン:Go」の順で進んでいます。私の研究する疾患関連タンパク質が「よーい:Set」の段階に関与し、それぞれが動的に相互作用することによって複雑なネットワークを作っていることが分かってきました。このネットワークを機能的に証明し、介入することを目指して研究を進めています。
研究 / 人生におけるモットー: 仮説を立て続け、仮説を捨て続け、結果を大切にする
趣味 / 休日の過ごし方など: ランニング・アクアリウム
【メディア出演など】
<web記事>
<プレスリリース>
【受賞歴】